伊達支配と田村氏移封

 慶長9年(1604)伊達政宗は、伊達政景を一関に移封しました。寛永十八年(1641)伊達政勝が一関藩三万石を継ぎます。寛文十一年(1671)伊達政房が継ぎ、天和二年(1682)岩沼より田村建顕が転封となって、爾来明治維新まで田村氏の所領となります。

 明治元年(1868)田村崇顕の時、大政奉還となり、翌明治2年、版籍奉還によって領地領民を政府に返還し、新たに知藩事に任命されて一関藩知事となりました。その後、明治4年(1871)7月の廃藩置県で一関県となり、県名は同年12月に水沢県、さらに明治8(1875)年11月には磐井県と変更され、翌明治九年、磐井県は岩手県に編入されました。

 

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更新履歴 新規作成:Apr.1,2004
最終更新日:Mar.29,2006
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