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このマップは、一関市立一関公民館主催事業、滝沢地区「地元学」の資料に基づき、運営委員会が作成しました。
滝沢地区は一関市のほぼ中央にあり、一級河川北上川の支流、滝沢川と北の沢川を流域とする、東西６キロ南北４キロの自然豊かな地域です。往古「吾勝郡荒滝の庄」といい、のちに「滝沢」と呼ばれるようになりました。
東側には一関工業団地、流通団地が隣接し、南側には「須川パイロット事業」によって広大な農地が造成され、品質の良い農産物が日本各地に届けられています。稲作の他にも、養蚕、紙漉、炭焼き、亜炭の採掘などが盛んに行われてきました。
また、昔から神仏に対する信仰が厚く、病気や災害・盗難を防ぐため多くの「供養塔」が建てられており、町屋ではここに氏神様を祀っている地域です。その他、勉学にも力を入れ、優れた多くの和算家を輩出している地域でもあります。各地に和算家の顕彰碑が建てられ、神社には多くの算額が奉納されています。また滝神社周辺は、今でも貴重な動植物が棲息し、２００５年には生きた化石と呼ばれている「カイエビ」も発見されています。
岩手県一関市花泉町金沢字上新田72-89
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最終更新日：2012/09/24